『大道芸人を見つめる少女』

 
 
地元のメインストリートの商店街では、毎年7月の
第2・4の金曜日に、金曜夜市を開いています。
 
普段は、車が行き来するメインストリートも、この日ばかりは
商店街のブロックごとで色々なイベントや夜店がでて
また、週末の夜と言う事もあって、お客さんで大賑わいです。
 
その中の一つに、大道芸人のパフォーマンスショーがあります。
金曜夜市も終盤に差し掛かり、あと残る人だかりは
このパフォーマンスショーのみ、自然と人が集まります。
 
この大道芸人さん、実は過去にも何度かここでやっています。
そして、国内の大道芸人の大会で賞をとったすごい人なんです。
でも、賞をとったときとおんなじパフォーマンスをやるとなると
緊張するようで、少女にお願いをしました。
 
「僕が芸をやって成功したら、このメダルをかけてくれるかな?」
 
なんと!このとき、少女に手渡したのは大会で賞をとったときの
本物のメダルです。これでは失敗は許されません。
芸人さんの芸が始まりました。
彼の一挙手一投足の動きに観客も注目しています。
 
メダルをかける少女も合図が来るのを、じっと彼の芸を
見つめながら、緊張して待っています。
ピーンとした空気の流れた数十秒間でした 。

 
このあと芸は無事に成功!拍手大喝采!ワァ~パチパチパチ!・・・

『少女の紅い口元』-城崎YOSAKOIまつり2007- 13

城崎YOSAKOIまつりも、第二部も中盤に差し掛かると
各ゾーン会場をすべて踊り終わったチームが出てきます。
もう後は、すべてのチームが踊り終わって、審査結果が
発表される閉会式が来るまで、時間をもてあましています。
 

すべて踊り終わったチームの少女。
自分たちの出番が終わってひと安心した
のでしょうか、
メイクの紅をつけたままで、Bゾーンの沿道に見物に来ました。
後から、踊るチームの舞を真剣になって見ています。
でも、その口元をよくみると、露店で買ったおやつを食べたのでしょうか。
せっかくの紅が、口元のあちこちに…(笑)
 
やっぱり、YOSAKOI踊りをちゃんと踊っていても、まだ子供なんですね。
この人たち、じょうずだなぁ」・・・

『よいやさぁ~』-城崎YOSAKOIまつり2007- ⑩

YOSAKOI祭り第二部は、駅前ステージをAゾーン、駅前通を
Bゾーン・Cゾーンの2つに分けて、各チームが踊っていきます。
 
Bゾーン・Cゾーンでは、沿道が観客席となり、それこそ
目と鼻の先くらいの身近な距離でみることができます。
 
姫路から来た子供から大人までのチームで真っ赤な衣装に
派手なメイク、まさに、YOSAKOIスタイルです。
でも、スタイルだけはなくその舞も力強く勢いのあるものです。
 
『よいやさぁ~』
 
掛け声とともに決めるポーズは、踊れない私でもかっこいいと
感じる瞬間なのでした。
 
力強いポーズ・・・

『三つ編みを直す優しい手』-城崎YOSAKOIまつり2007- ⑨

YOSAKOI祭り第二部が始まる前に、駅前ステージで第二部の開会式が行われます。
こちらは、全国各地から参加するチームが審査を受ける部門になります。
式典が始まる前は、みな少し緊張の面持ち。
 
地元チームの女の子も緊張気味。
後髪の三つ編みがひと束ほつれたのにも気づかない様子です。
後ろに並んだチームのお姉さんが、ほどけてしまった三つ編みの髪を
編みなおしながら、そして、やさしく声をかけています。
 
「本番も、きっとうまく踊れるよ」
 
たった、一言だけでしたが緊張の面持ちが少し解けたのでした
 
うまく踊れるかな・・・

『真剣な眼差し』 -城崎YOSAKOIまつり2007- ⑧

YOSAKOI祭り、第一部の駅前ステージでは、小さな子供たちのチームが
ステージで踊って可愛い姿を見せてくれます。
 
そして、それは同時に第一部のちびっ子チーム部門の審査もされています。
 
さぁ、結果発表にみんなが息を呑みます。
半被に鉢巻の可愛い幼稚園児の男の子も、やはり一生懸命
踊った結果が気になるのか、発表をじっと真剣な眼差しで見ています。
 
将来は、いい踊り子さんになるのかな?
 
どのくらいの賞にはいったのかな・・・

『舞い終えた後の恍惚感』 -城崎YOSAKOIまつり2007- ⑦

高知県からのホストチームの舞い手の皆さんは
踊り終えた後の表情も独特です。

乱舞とも言える激しい動きの舞を終えると
そっと手を合わせて、無事に終えたことに感謝します。
深呼吸するように、息を整え恍惚とした表情となります
 
踊る事に情熱をかけ、皆さんのお手本となるくらいの
腕と技術を持っていても、感謝の気持ちは忘れないのです。
無事に踊り終えました・・・

『天にかざす舞の手』 -城崎YOSAKOIまつり2007- ⑥

YOSAKOIの踊りに限らず、天を仰ぎみると言うのは
自然に感謝したり、崇拝したりと言う気持ちを表現する事が多いものです。
そのとき天にかざす女性の舞の手は、男の心意気をあらわす手と違い、
綺麗でしなやかです。
それを見ているとどこか、日本舞踊の舞の手を彷彿とさせます。
・・・

『乱舞』 -城崎YOSAKOIまつり2007- ⑤

YOSAKOIの本場、高知県からのホストチームの登場です。

彼らは毎年招かれて城崎YOSAKOI祭りへやってきますが
さすが本場のチームだけあって、技術、表現力、表情、
そして、舞のコンセプトにいたるまで、
何もかもひと回りの上の

ものを感じさせてくれます。

先日の記事で、YOSAKOIは喜びを表す舞だと書きましたが

まさにこのホストチームの舞は、喜びを体全体で表現しながら
”乱舞”しています。しかし、その表情は歓びに満ちています。

これほど踊りに打ち込めたら、きっと日常の嫌なこととか
悩みなんか、吹き飛んでしまうでしょうね。

髪を振り乱して、鉢巻が舞う・・・
 

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『元気いっぱい、舞の笑顔』 -城崎YOSAKOIまつり 2007-④

城崎YOSAKOIまつりに限らず、YOSAKOIは喜びを表す踊りです。

夕方からは、駅前のステージで審査のための舞を披露しますが
このとき、審査の大きなポイントは「動き」と「鳴子の使い方」、
そして、舞の喜びを表現する「笑顔」なのだそうです。

まわりで見ている観客は、その動きに歓喜し感心するだけですが
踊っている本人たちは、北柳通りの3ヵ所で長い休憩をおかずに
連続で踊っているため、最後の場所になってくると、本当は笑顔も
出なくなるほど疲れていたり、スタミナを消耗しているそうです。

でも、ひとたび音楽が鳴り始めて、舞が始まると、踊り子たちは
そんな疲れを微塵も見せずに、爽やかな笑顔で気持ちよく舞ってくれます。
見ている観客にとっても、そこから元気をもらえるようなそんな笑顔なんです。

この踊り子さんたちは、神戸の女子大生の方々なのでまだまだ元気いっぱいです(^_^;)・・・

『晴れた空に響く鳴子の音(ね)』 -城崎YOSAKOIまつり 2007-③

城崎の地元の幼稚園と中学校では、毎年、総合学修の一環として
チームを組んでYOSAKOIまつりに参加しています。

城崎中学校一年生のチームは、さすが地元のチームだけあって

よそから来たチームに負けじとすばらしい舞を見せてくれます。
これがきっと学校の運動会とかなら、気持ちがだれてしまうかも
しれませんが、たくさんの人たちが見に来たり、よそのチームの
舞に見劣りするようなものでは、やはり恥ずかしいのでしょうね。
中学生らしい元気のある動きを見せてくれました。

晴れた空に爽やかな鳴子の音(ね)が響きます。

一番手前の踊り子さん、実は女の子なんです(^_^;)・・・