放鳥の式典が終了後、帰路に着いたときに
なんと、放鳥されたうちの一羽が田んぼに降立って
羽根を休めているではありませんか。
何人かのカメラマンも遠巻きで様子を伺っています。
私もカメラをセットして近づき、撮影開始。
出来るだけ近づきたくて、ひざの高さまで
草の生えたあぜ道に、横になって伏せて
まるっきり匍匐(ほふく)前進の体勢で
身を隠します。
でも、そのおかげでこのアングルが撮れました。
近代化を象徴する団地を背景に田んぼに降立つコウノトリ。
これからはこのような風景が当たり前に見られるように
なるといいな、と願ってシャッターを切ったのでした。